4.生物処理施設(せいぶつしょりしせつ)

 

生物処理施設(せいぶつしょりしせつ)のこの槽(そう)の中には、ハチの巣みたいな形をしたハニコームチューブと言われるものが、しきつめられていて、新鮮(しんせん)な空気を送りこみながら水を何回も循環(じゅんかん)させています。そうすることで、ハニコームチューブに微生物(びせいぶつ)の膜(まく)ができ、その微生物(びせいぶつ)が水の汚れやにおいを分解して、きれいな水に近づきます。

送りこまれた空気は、水を循環(じゅんかん)させるだけでなく、ハニコームチューブについた微生物(びせいぶつ)を活性化(かっせいか)させています。 自然の力を最大限(さいだいげん)に活(い)かせるように、人間の技術力(ぎじゅつりょく)で手助けして、水をきれいにしているのがこの「生物処理施設(せいぶつしょりしせつ)」です。

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