こんにちは!ボク、いばかっぱ。
今日は、鹿行水道事務所の「鰐川浄水場」にやってきたよ!
鹿島臨海工業地帯のすぐ近くにある浄水場だね。田んぼの中にある感じだけど、海にも近いんだね。
さっそく建物の中に入ってみよう。
えっ。一階に入るのに階段をのぼるんだ?
やあ。いばかっぱくん、ジョウ・チョウだよ。ヨロシクね!
今、良いところに気づいたね。
ここは、低い土地にあるんだ。だから浄水場の大事な施設が水に浸からないよう、建物を高く造っているんだ。
あと、東日本大震災の時に、この浄水場の手前まで津波が来たこともあって、防波堤も造ってあるんだ。
最近、大雨なんかによる災害の事をよく聞いたりするけど、この浄水場は、そういった備えをしているんですね。
備えといえば、緊急備蓄資材倉庫があって、水道管などがこわれた時に直す資材を揃えているから、すぐに直すこともできるんだよ。
遅くなったけど、この浄水場の説明をするね。
ここは、昭和57年から水道水を作っていて、ピーマンの作付け面積が日本一の神栖市の2か所の配水場に届けているんだ。
あと、鹿島臨海工業地帯の工場で使うための工業用水も平成6年から作っていて、神栖市にある32か所の工場にも届けているんだよ。
いばかっぱくん、この後は、アーマガイールが案内してくれるよ。
いばかっぱくん、アーマガイールだよ。ヨロシクね。
浄水場では、24時間365日、休みなく水を作り続けているよ。
水道水や工業用水のもとになる水は、浄水場の名前にも入っている鰐川から取っているんだよ。
鰐川は北浦とつながっているから、水が豊富にあって、水不足になる心配がないんだ。
そうなんですか!
どんなところから水をとっているんだろう。ちょっと見に行ってきます!
とてとてとてとて・・・・
ここが鰐川だね。
あれ?誰かいるよ。ちょっと不安だけど、声をかけてみよう。
こんにちは!どこで水をとっているんですか?
いばかっぱくん、こんにちは!タッキーだよ。
川の中に赤い塔があるのは見えるかな?あれは取水塔といって、あの下で水をくんでいるんだよ。
少し前に舟であそこまで行って、こわれていないか点検をしたり、おそうじをしてきたよ。
他の取水塔では、魚をとる網が巻き付いていたんだよ。
取水塔の点検は1年に1回だけど、他にも毎日いろんな設備を点検して、安心安全な水をいつも送れるようにしているんだよ。
そうなんですね!浄水場ではいろんなお仕事をしてるんだなあ。そろそろ浄水場に戻ってみますね。
とてとてとてとて・・・・
それにしても、浄水場の中は広いなあ。
あれ?ひとつだけ高い塔のような建物があるよ。
近くに誰かいるから聞いてみよう。こんにちは!この建物はなんですか?
いばかっぱくん、鰐川浄水場へようこそ!僕はノー・グッチだよ。
これは洗浄水槽という建物だよ。上の方に水をためるタンクがあるんだ。このタンクの水を使って、水道水を作る施設の「ろ過池」や「活性炭接触池」を洗うんだ。
「ろ過池」では砂の層に水を通して細かいゴミを取り除いているけど、使っていくうちに砂と砂の間にゴミがたまって、水が通りにくくなってしまうんだ。
だから、2日から3日に1回、砂を洗ってあげるんだよ。
「活性炭接触池」も同じように、2日から3日に1回、炭を洗っているよ。
まさか水をためるタンクだとは思いませんでした!
浄水場にはいろんな施設があるんですね!
あ、お話をきいていたら、いつの間にか夕方になってた。そろそろ帰らなくちゃ。
今日は、鰐川浄水場をたんけんできて楽しかったね。
災害への備えや日々の点検を行ってくれていることで、いつでも安全な水道水などが僕たちの所に届くことが分かったよ。
次回は、「阿見浄水場」に遊びにいくよ!楽しみにしていてね。
(記事:鰐川浄水場)
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