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いばらきの浄水場

おいしい水の取組み

高度浄水処理

通常の浄水処理では十分に対応できない臭気物質やトリハロメタン、陰イオン界面活性剤、アンモニア態窒素などを処理するために、通常の浄水処理の他に追加して導入する処理のことです。

代表的な高度浄水処理の方法としては、オゾン処理法、活性炭処理法及び生物処理方法等があり、原水の状況によってこれらの処理方法が単独又はいくつかの組み合わせにより行われています。

オゾン処理とは

オゾンは空気中の酸素からつくった気体で、強い酸化力や殺菌力を持っています。
そのため水中のかび臭などを分解することが出来ます。

また、水中のマンガンの酸化や水の消毒にも役立ちます。

オゾン処理

粒状活性炭処理

粒状活性炭には目に見えない小さな穴が無数に空いていて、水中に溶け込んでいる臭気物質やトリハロメタンなどをこの穴に取り込んで取り除きます。

粒状活性炭処理

生物処理とは

自然の川底で見られるような、微生物による水の浄化作用を利用したものです。

ハチの巣型のハニコームチューブの中に新鮮な空気を大量に送りこみながら、水道原水を何回も循環させると、ハニコームチューブに膜状に着生した微生物が、いろいろな汚れや臭いのもとを食べたり分解したりしてくれます。

生物処理

高度浄水処理の導入状況

茨城県企業局では、近年の水源の水質悪化に対応し、良質な水道水をお届けするために高度浄水処理を導入しています。

処理方法 浄水場名 水処理過程
粒状活性炭処理 阿見浄水場
鹿行水道事務所
鰐川浄水場
県西水道事務所
新治浄水場
涸沼川浄水場
着水井→沈殿池→ろ過池→粒状活性炭処理→浄水池
生物処理+粒状活性炭処理 県南水道事務所 着水井→生物処理→沈殿池→ろ過池→粒状活性炭処理→浄水池
オゾン処理+粒状活性炭処理 利根川浄水場(H13.7)
水海道浄水場(H26.4)
着水井→沈殿池→オゾン処理粒状活性炭処理→ろ過池→浄水池

 

水道GLP

企業局の水質検査部門を担う水質管理センターにおいて、平成25年2月に水道水質検査優良試験所規範(水道GLP※)の認定を更新し、より高い信頼性の下、安全でおいしい水に向けた水質検査を実施しております(初回認定:平成21年2月)。さらに、毎年度、国で実施している精度管理調査に参加し、測定精度の評価を受けるなど信頼性向上への取り組みを続けております。

※水道GLP(Good Laboratory Practice)は、(社)日本水道協会が策定した水道水の水質検査に特化した信頼性保証システムで、その要求事項は、国際規格であるISO 9001の管理要件とISO/IEC 17025の技術的要件を基に構成されています。認定を取得するには、これらの要求事項を満たしたシステムを構築し、(社)日本水道協会の審査に合格する必要があります。

 

水道GLP<認定内容>
・認定日 :令和3年8月24日
 (初回認定:平成21年2月)
・認定範囲:水質基準51項目
      水道水・浄水
・認定番号:JWWA-GLP045



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