こんにちは!ボク、いばかっぱ。
今日は、県西水道事務所の「新治浄水場」にやってきたよ!
山に囲まれたとても良い場所にあるね。探検楽しみだね。
こんにちは。いばかっぱくん。新治浄水場へようこそ。
場長の関根です。
副場長の柳生です。
お名刺ちょうだいします。よろしくお願いします。
新治浄水場は、土浦市の本郷(旧新治村)というところにあって、昭和63年から水をつくっているよ。
霞ヶ浦から届いた水で、みんなが毎日使っている水道水と、工場で製品を作ったりするときに使う工業用水を送り届けているんだよ。
水道水は、土浦市、つくば市、かすみがうら市に卸売りをしているよ。
工業用水は、土浦市、つくば市、かすみがうら市にある28か所の工場に送っているんだ。
浄水場に着いたときに気づいたと思うけど、新治浄水場は、山に囲まれたとても静かな場所にあるんだよ。
カブトムシ、クワガタ、トンボなどの昆虫や、鷹、キジなどの珍しい鳥、それに猪が遊びに来ることもあるよ。
ここって、すごく自然がいっぱいなんですね。
なんだか楽しそうです。
それでは、最初に浄水場のしくみについて説明するね。
玄関を入ったところにあるパネルに書いてあるとおり、「混和池」→「フロック形成池」→「沈殿池」→「急速ろ過池」→「活性炭ろ過池」→「浄水池」の順番で処理をするんだよ。
「浄水池」からは「送水ポンプ」によって「送水管」をとおって、土浦市、石岡市、かすみがうら市の配水場に送られるんだ。
そして、各市の配水場から、みんなの家庭や学校、会社、工場などに送られるんだよ。
それでは、いばかっぱくん、屋上に上がってみよう。
浄水場全体が見わたせるから、いろいろな施設の配置とか良くわかると思うよ。
浄水場の屋上に上がって周りを見わたしてみると・・・新治浄水場のロケーション、最高です!
山にかくれた地球防衛軍の秘密基地に見えないこともないですね!
次は浄水場の中を案内するよ。大内主任に案内してもらおう。
こんにちは。いばかっぱくん。ここでは水質の検査をしてるんだ。
ジャーテストというんだけど、水がきれいになる薬の量をきめているの。
きれいな水とそうでない水があるんですね。
きれいな水になった一番良い状態の薬の量を記録し、みんなで話し合って決めるんだ。
会計年度任用職員の佐藤さんが指差ししている場所が一番良い状態だよ。
次は、どこに探検しにいくんですか?
大きな機械があるポンプ室を探検してみよう。
この大きなポンプでみんなの家まで送っているんだね。1日あたり7,000㎥程度送っているよ。
今から、ポンプがきちんと動いているか点検してみるね。
送水ポンプは異常なく運転してるよ。
次は、柳生副場長に案内してもらおう。
いばかっぱくん。次は、普段見ることの出来ない場所に案内するよ。
この部屋に入るんですか?とても危険な感じがしますよ。
ここは、電気室という部屋だよ。
浄水場で使用する機械を動かすためには力強い電気が必要なんだ。
部屋の中には電気を使うための「受変電設備」があるよ。
普通の家の電気って100Vだけど、ここの電気は、6,000Vもあるんだよ。
えー!近づいたら危ないんじゃないですか?
とっても危ないんだけど、もちろん人間が感電しないように設備は作ってあるんだ。
電気ってすごく便利だけど、危ないところもあるから、危険箇所を判断しながらしっかりと点検しているよ。
よかったー。感電しないですみました。浄水場は機械だけじゃなく、電気設備もあるんですね。
次はどこに探検しにいくんですか?
今から管路の点検に行くみたいだから、追いかけてみよう。
道路の真ん中でマンホールのふたを開けているけど、何をしているのですか?
水道管に設置されている空気弁の点検をしているところだよ。
水道管に空気がたまってスムーズに水が流れなくなってしまうことがあるんだ。このため、空気を抜くための弁が必要になるんだ。この弁のことを空気弁というんだよ。
空気弁がきちんと動くように定期的に点検を行っているんだ。
こちらは、川の上を横断する水道管で「水管橋」というんだ。
水管橋についている空気弁の点検をしているところだよ。
たくさんの人たちが、いろいろな確認や点検をして、水道水は送られてくるんですね。
いろいろ勉強になりました!
いばかっぱくん、今日は新治浄水場を一緒に探検してくれてありがとう。 また遊びに来てね。
今日は新治浄水場を探検できて楽しかったな。
次回は、「鰐川浄水場」に遊びにいくよ。楽しみにしていてね。
(写真撮影・掲載記事作成:新治浄水場ホームページ作成委員会)
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